うえたに歯科のQ&A
こちらでは、患者様から頂くご質問を項目に分けてQ&A形式にてお答えしております。
何かご質問事項等がございましたら、まずはこちらをご参考下さい。
【Q】薬の副作用はどうですか?
飲み薬は今まで内科の方で風邪薬として出されていたものです。それを使いますので、基本的には問題がありませんが、個人差があり非常に稀ではありますがアレルギー症状が出る場合もあります。今までに抗生剤や風邪薬で下痢になったという方にはあらかじめ下痢止めを出すようにしております。カビの量をコントロールする液体歯磨き剤は、ほとんど吐き出すので、身体には影響ありません。
【Q】タバコはやめなければいけませんか?
タバコは歯周病・歯槽膿漏を進行させてしまいますし、治療結果を完全にする事が出来ない場合が多いので、歯周病・歯槽膿漏のことだけを考えるとやめた方が良いとは思います。お薬の効果が期待できる一週間は出来るだけ止めて頂くのがいいのですが、強制ではありません。
【Q】ほかにも薬を飲んでいますが、いいのですか?
内服に注意が必要なお薬が3つあります。1つはワーファリン、2つめは制酸剤、3つめはシクロスポリンという薬です。
ワーファリン以外のお薬は三十分時間をずらして飲むようにお勧めしています。内科への問い合わせをした上でお薬をお出しする場合もあります。
【Q】歯周病・歯槽膿漏の感染経路を教えてください。
歯周病菌はもともとお口の中にはいない菌です。その歯周病菌がなぜお口の中にいるかというと、唾液を介して人からうつされるからなのです。コップの回し飲み、箸の使い回し、キス、くしゃみなどが感染ルートとして上げられます。菌が入ってくるとお口の中で再び定着して、歯周病菌が再発する可能性が出てきます。
【Q】妊娠中でも歯周内科治療はできますか?
妊娠中は内服薬を出しませんので、この治療は授乳期間も含め出来ません。
歯磨きは影響がありませんが、気になる方は出産後に使用するようにしています。
【Q】お薬だけを購入することは出来ますか?
この治療は歯科医師が患者様のお口の中を診察し位相差顕微鏡で歯垢(プラーク )の中の細菌を確認してDNA検査で原因菌を特定して始めて処方する薬が決定します。ですから、確認なしでお薬を入手することは出来ません。
【Q】歯を欠損した場合、インプラントが一番良い治療ですか?
インプラントは第一選択ではありません。医療は個人差が大きく、自分に適しているかを充分にカウンセリングを受けて下さい。
適さない場合もあります。
【Q】インプラントを希望した場合、すぐに治療してもらえますか?
歯を失った原因を改善しないでインプラントを入れても長持ちはしませんので、うえたに歯科では原因を解明した上でインプラントを行っております。
歯周病の状態が悪い(口腔清掃状態が悪い)場合は、まず歯周病の治療が必要になります。
【Q】インプラントを受けたら永久に使えますか?
インプラントは歯茎となじみが良く、腐食しにくい素材であるチタンを使用している為、多くの方は長期間使用できますが、インプラントは永久ではありません。虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。また、定期検診を怠ると持つ期間も短くなります。
【Q】インプラントは誰でも受けれますか?また、何歳までできますか?
骨の状態がよければ、80歳を越える人でも可能です。ただし、次のような方は治療を受けることができません。
- 一般の外科手術に耐えられない人
- 重度の糖尿病、肝臓疾患、心臓疾患、血液疾患などを有する人
- 頭蓋、顎骨部に放射線照射治療の既往のある人
- 喫煙量の多い人
- 薬物やアルコール中毒の人
- 局部的な問題
- 顎の骨が極端に吸収されている人
また、通常、約半年から1年の治療期間が必要となるため、時間的に制約のある人には不向きです。
【Q】どのくらいの治療費と期間がかかりますか?
本数処置の仕方、ご本人様の骨の状態によって異なりますが、基本的にインプラントが骨と癒着するのに2ヶ月~6ヶ月かかります。治療期間で考えると4ヶ月~12ヶ月かかります。通院の回数は少ないです。また、治療費についてですが、保険適応はできず自費診療となります。インプラントの本数・種類などによって費用は異なりますので、当院へご来院の上、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【Q】詰め物・被せ者でお勧めの素材は何ですか?
患者様のご要望により、異なりますが、自費診療にてコストがかかっても良いケースであれば、金属アレルギーの心配もないオールセラミックがお勧めです。しかし、コストを抑えて白く見えればよいというケースであれば、メタルボンドなどがあります。
患者様のご要望に沿った素材をご提案させて頂きますので、お気軽にご来院時にご相談下さい。
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【Q】なぜ、歯は変色するのですか?
以下のような理由から変色します。
- コーヒーや赤ワイン、カレーなどの色素の濃い飲食物による着色。
- 加齢による歯の黄ばみ。
- 歯の神経が死んでしまった場合
- テトラサイクリン系(抗生物質)による着色
【Q】誰でもホワイトニングはできますか?
基本的に高校生以上ならホワイトニングをお受け頂けます。ただし、妊娠中や授乳中の人は避けた方が良いです。
また、矯正治療中の方や虫歯、歯周病のある方は、治療後にホワイトニングをする事をおすすめ致します。
【Q】ホワイトニングに使用する薬剤は身体に影響ありませんか?
漂白剤のベースとなっているのは、過酸化尿素もしくは過酸化水素という薬品が使われますが、身体への害はありませんので、ご安心下さい。
【Q】ホワイトニング後、白さが保てる期間はどれぐらいですか?
ホワイトニングの方法(ホームやオフィスなど)と個人差がありますので、一概に期間は言えませんが、2~3年くらいは効果が持続します。
ただし、ホームホワイトニングにおいては、歯科医師が伝えた内容通りご自宅でしっかりご利用頂けないと効果が発揮されません。
【Q】金属の留め具のない入れ歯は誰でも作ってもらえますか?
口腔環境により、一概にどなたでも作れるとは言えませんが、大多数の方が大丈夫です。
ただし、金属の留め具のない入れ歯=ノンクラスプデンチャーは、保険が適応ができないので、自費治療となります。