噛み合わせ・顎関節症

噛み合わせは非常に重要です。お口の健康だけでなく、全身にも影響を及ぼす可能性があります。

噛み合わせと顎関節症について

噛み合わせが悪い場合、よく噛めないため顎が未発達になったり、発音が良くないなど悪い要因が色々ありますが、一番恐いのは噛みあわせの悪さからの「顎のズレ」です。下の顎は、身体の左右のバランスを保つ役目もあるので、顎がずれると身体のバランスが崩れる場合があります。

つまり、顎を動かすときに使う筋肉にも片寄るため、身体が無理をします。それらが原因で頭痛や肩こり、関節痛などを起こす場合もあるのです。顎関節症の原因については、ストレスや悪い姿勢など様々のものがあり、明確な内容が判明していないのが実情ですが、少なくとも噛み合わせが原因の一要因であることには変わりないです。

噛み合わせ

噛み合わせ

噛み合わせの治療は、かみ癖、歯ぎしり、くいしばり、抜きっぱなしの歯,態癖(頬杖や寝方などによりお口の外から歯並びを乱れさせる癖)など、何らかの原因でずらされた噛み合わせの位置を、咀嚼筋が一番リラックスできる位置と一致するよう、調整してゆく治療です。噛み合わせのズレは、年齢に関係なく起こります。噛み合わせに問題のある歯は、同時に歯周病を併発していることが多く、噛み合わせ治療により、歯周病も改善することも見られます。

また、下顎(噛み合わせ)は全身のバランスをとる役割をしております。噛み合わせ(下顎の位置)を整える事により全身のバランスが整い、肩こり等の全身の不調が改善する場合もあります。

当院では、全身のゆがみを見る為の検査・撮影室を設置し、お口の中だけ診るのではなく全身のバランスを含めての噛み合わせの治療を行っております。

顎関節症

顎関節症

顎の筋肉が弱かったり、噛み合わせが悪いなどが原因で異常をきたす病気で、先進国を中心に急激に増えている病気です。昔は、大人の病気だったのですが、最近では子供にもみられる病気となり、歯周病や虫歯と並んで歯の3大疾患の一つに挙げられるほど大きな問題になっています。 主な症状として、口の開閉時に音が鳴る・痛みがある・顎の運動障害などがあります。

下記のような症状が発生した場合は早急に受診して下さい。 (長期放置すると治療が困難になります)

朝、起きたら急に口が少し(指1~2本分程度)しか開かなくなっていた場合 A大あくび(大きく口を開けた)後、急に顎が痛くなり、うまく噛めない、  開けても閉じても痛い場合

噛み合わせの重要性

噛み合わせは非常に大事なものです。
お口の健康にとってだけでなく、 噛み合わせが悪いと「肩こり」や「頭痛」にまで影響を与えている可能性があります。当院へ来院する患者さまの中にも「噛み合わせ」の悪さが原因で歯痛を起こされている患者さまが多数いらっしゃいます。実は、噛み合わせは、全身の健康状態をバランスよく保つために、重要な役割を果たしています。症状としては、「肩こり」「首回りのコリ」「腕の痛み」「目のかすみ」などもあります。

歯の噛み合わせが合っていれば、大きな力が歯に加わった場合でも噛み合わせに働く筋肉に、余計な緊張が起こることはありませんが、噛み合わせの位置がずれていると、たとえ強い力で噛みしめることが無くても、筋肉には常に緊張が生じるため、体調不良の原因となることもあります。 噛み合わせは、これらの原因に考えられるほど日常に影響を与えるものなのです。

また、噛み合わせが悪い事からすぐに症状がでる事もありますが、無症状近い状態で進行して気が付くと大きな問題となる事も多いです。年齢的には30代後半から症状がではじめ40才代~50才代で歯が揺れてきた、歯が割れるなどの著名な症状がでる事が多いようです。噛み合わせから歯を失ったりしないように、噛み合わせリスクの高い方(噛み合わせが悪い方、噛む力が強い方、歯軋り、くいしばりのある方)は、噛み合わせ治療を早期に行うべきですし、既に歯を失ってしまった方は歯の本数が少なくなり、より噛み合わせの影響を受けやすくなりますので、噛み合わせを考えた欠損治療を行う必要があります。

噛み合わせを考えずに治療したために差し歯がとれる、歯の根が割れる、ブリッジが脱落する、入れ歯が割れる、入れ歯で噛めない、インプラントが脱落する、などのトラブルを起こしてくる方は多いです。この事から、噛み合わせは治療を考える上で重要なファクターの1つです。

だからこそ、しっかりとした噛み合わせのお口になって頂くことを洲本市のうえたに歯科では勧めており、噛み合わせの治療にも力を入れております。

「歯並びが悪い=噛み合わせが悪い」となりません。

歯並びとは、専門用語で「歯列」と言います。ただ単に歯の位置の連続性の事を言います。

歯並びの悪さと噛み合わせの悪さは、意味合いが異なり、歯並びが悪くて問題となるのは、見た目が悪いという審美性の問題と、物がはさまる、歯ブラシが届きにくいなどの清掃性の問題です。

歯並びは、矯正治療や歯を削って被せるなどの修復治療(補綴治療)によって改善できますが、歯並びを治すと噛み合わせも変わりますから、噛み合わせを考えた矯正治療や修復治療が大切となります。特に矯正治療は長い歳月がかかりますので、矯正したにも関わらず噛み合わせに問題が残る事のないようにしっかりした治療計画を立て、治療目標をはっきりして矯正治療を行うべきです。

洲本市のうえたに歯科では、噛み合せも考えた上での矯正治療も行っておりますので、 噛み合せが気になる方、矯正治療をお考えの方もお気軽にご来院下さい。

噛み合わせの治療について

「噛み合わせの治療」とは「歯並びの治療」とは違い、食べ物を食べる時の歯と歯の機能部分を見ることを言います。
本来歯は食物を噛み砕くための器官で、通常は上の歯と下の歯のギザギザが上手く噛み合うように出来ています。
しかしながら、その噛み合わせが上手く機能していない場合は、先にも述べたような症状が現れることがあるのです。

治療は大きく分けて、嵌合位の調整(真っ直ぐ噛んだ時の調整)と機能時の調整(顎を動かした時の調整)があります。
基本的に噛み合わせの治療は、歯の表面を削ることで治療しますが、 実際には数ミクロン削っただけでも大きな症状の改善が見られることもあります。

文章にすると非常に簡単に感じられるかもしれませんが、歯の本数は多数あります。 患者さまの歯の状態に合わせて、全体の歯の噛み合わせを精密に治療します。

当院では、噛み合わせ治療を行う場合、「噛み合わせ検査」を実施致します。料金は、3万円(税別)となります。

噛み合わせで、お困り・お悩みの方は、南あわじ市・淡路市からもすぐの淡路島 洲本市にある歯科・歯医者うえたに歯科にご来院下さい。

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