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こんにちは！うえたに歯科です。
子どもの仕上げ磨きはいつまで続けたらいい…？というご質問を近頃よくいただきます。
今回は、仕上げ磨きは何歳まで続けるか、そして仕上げ磨きで抑えておきたいポイントも一緒にお話ししていきます。
仕上げ磨きは何歳から何歳まで？
歯が生え始める時期には個人差がありますが、概ね生後6ヶ月ごろに生える下の前歯が赤ちゃんにとって初めての歯です。
ですので、乳歯が生え始めたタイミングが、仕上げ磨きの開始となります。
いきなり歯ブラシでゴシゴシ磨くのではなく、まずはガーゼタオルで汚れを拭うところから始めるとよいでしょう。
では、仕上げ磨きはいつまで続けるべきなのでしょうか？
それは、「永久歯(大人の歯)に生え変わる時期まで」です。
小学生になる頃には、自分で歯ブラシをもちなんとなく全体を磨くことはできるようになっているかもしれません。しかし、乳歯と永久歯が混在するこの時期(混合歯列期)は、小さな乳歯と生えかけの永久歯、生え終わった永久歯が混ざり合い歯列がデコボコと磨きにくく、非常にむし歯になりやすい状態です。
ですので、歯の生え変わりが完了する12歳ごろまで続けることが望ましいといえるでしょう。
仕上げ磨きで抑えておきたいポイント
・寝る前にしっかり仕上げ磨き
1日に何回も仕上げ磨きをするのは大変です。1日1回、夜は仕上げ磨きの時間をしっかり確保して丁寧に磨くことを心がけましょう。夜に眠っている間は、唾液の分泌量が減るなどの理由からむし歯ができやすい時間帯と言われています。幼少期のうちから、寝る前はしっかり仕上げ磨き！の習慣を身につけていきましょう。
・仕上げ磨きは寝転んだ姿勢で
立ったままや座ったままの状態では、奥歯や歯の裏側まで十分に見ることができません。歯科医院での治療時と同じように、仰向けに寝転んだ状態で仕上げ磨きをするようにしましょう。
・力加減はシャカシャカと優しく
乳歯は永久歯に比べてエナメル質が柔らかく傷つきやすいため、歯ブラシで強く磨くことは避けましょう。強く磨くことは子どもが嫌がる原因にもなりますので、歯ブラシの毛先が変形しない程度の力加減(100〜150gといわれています)でシャカシャカと優しく磨くことを心がけてくださいね。
仕上げ磨きのコツをつかんで楽しく習慣づけをし、むし歯やお口のトラブルからお子さまの歯を守りましょう。お子さまの歯磨きや仕上げ磨きのことでお困りのことがございましたら、お気軽に当院までご相談ください。
