ところが、顕微鏡検査とDNA検査にて原因菌を特定して薬を使用して治す方法が開発されました。この治療法は21世紀に入ってから行われている方法で最新式の治療方法「顕微鏡とDNA検査を使った歯周内科治療」です。
この治療法を使った治療ができる歯科医院にうえたに歯科が認定されました!!
尚、歯周病は、最近では全身疾患との関係も明らかになってきており、まさに「歯周病は万病のもと」とも言えるでしょう。菌が全身疾患に大きく関与しているのが医科でも問題になってきています。カビが肺に入れば肺炎になってしまいます。歯周病も、わずかでもお口の中で出血を起こすとそこから血管に菌が入ってしまい、心臓で炎症を起こすのです。歯周病の人が心臓病になる確立は2〜3倍あります。他にも食道癌、糖尿病、早産、高血圧などにも関与しています。
また、たばこを吸うと歯ぐきの血管が収縮し、白血球が減少し、歯周病になりやすく、歯周病が治りにくいことがわかってます。
淡路島 洲本市 淡路市 南あわじ市で歯周病治療は淡路島 洲本市の歯科医院(歯医者)うえたに歯科へ!
歯周病治療対応の歯科医院(歯医者)
治療前の非常に汚れた微生物叢が治療後 は非常に短期間で綺麗に改善し、術前・術後の状態が一目瞭然に画像で示されるという利点があることが知られています。
また、はっきりと自覚 できる程、歯茎からの出血や排膿が短期間で改善されます。以前は、長時間歯磨きや外科治療によって1〜2年の治療期間でそのような綺麗な微 生物叢を獲得していたのです。微生物叢が改善されたら、歯石を除去します。その場合も、微生物叢が改善されていると、冷たいものがしみるというような症状が非常に少なく なることが知られています。
(※尚、前歯においては短期間で歯茎が縮むので歯が伸びたような感覚が生じることがあります。そのような場合には残念ながら通常の治療では 元々骨が溶けている状態ですので改善は難しくなります。その場合は特殊な審美外科を行う必要があります。)
また、歯周病は細菌類の感染症であるという認識の上に立ち、医学的にその治療法を考え、歯周病菌および真菌の除菌と歯周病病原性のない正常菌叢の獲得を目的とし、外科的な治療法に先立ち、位相差顕微鏡での菌及び菌叢の検査とリアルタイムPCR検査による歯周病菌のDNA検査の後に原因の菌に対応した、抗菌剤および抗真菌剤を用いた内科的治療法と言います。淡路島 洲本市 淡路市 南あわじ市で歯周病治療は淡路島 洲本市の歯科医院(歯医者)うえたに歯科へ!
歯周内科治療対応の歯科医院(歯医者)
(※歯周内科治療は保険適応外の治療になります。)
歯周内科治療において歯周病菌を飲み薬で内面から除菌していく治療と、マウスピースを併用して歯の外からの除菌を併用する法がより高い効果が得られます。
特に治療をたくさんしたいる方の場合は、詰め物や冠の隙間に菌が隠れて飲み薬だけだは再発が起こる確率が高くなってしまいますので当院では、効果の高いマウスピース除菌療法併用の歯周内科治療を行っております。
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歯周内科治療対応の歯科医院(歯医者)
自覚症状の変化: 1週間で口臭、ネバネバ感が消失。出血なし
1週間後の感想:気になっていた口の匂いもなくなった。
歯ぐきが引き締まった感じがし、噛んだときの違和感もなくなった。
初診時・治療開始日 | 治療開始1週間後 | 治療開始3週間後 |
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歯ぐきの痛み、 出血、腫れが見られます。 |
腫れも引いてきており、出血もなくなりました。歯石が見えてきています(矢印)。 |
腫れもなくなり、 歯ぐきの色もきれいな ピンク色になりました。 |
毎日の歯ブラシと3〜4ヶ月ごとのプロフェッショナルケア(歯科医院によるクリーニング)により防ぐことができます。回し飲み、回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなどで感染します。家族から感染しまので、夫婦一緒に治療することをお勧めします。
また、1年に一度は再感染の状態がないかリアルタイムPCR検査を受けることをお勧めいたします。
歯が丈夫な人、歯周病の原因菌が少ない人は健康である歯の健康は全身の健康につながります!
歯周病の治療、予防することによって人生にかかる医療費は減少します。 治療後は定期的メインテナンス(クリーニング)を受けることで自分の歯を健康に保つことができます 。
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歯周内科治療対応の歯科医院(歯医者)
Q | 薬の副作用はどうですか? |
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A | 飲み薬は今まで内科の方で風邪薬として出されていたものです。それを使いますので、基本的には問題がありませんが、個人差があり非常に稀ではありますがアレルギー症状が出る場合もあります。今までに抗生剤や風邪薬で下痢になったという方にはあらかじめ下痢止めを出すようにしております。カビの量をコントロールする液体歯磨き剤は、ほとんど吐き出すので、身体には影響ありません。 |
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Q | タバコはやめなければいけませんか? |
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A | タバコは歯周病・歯槽膿漏を進行させてしまいますし、治療結果を完全にする事が出来ない場合が多いので、歯周病・歯槽膿漏のことだけを考えるとやめた方が良いとは思います。お薬の効果が期待できる一週間は出来るだけ止めて頂くのがいいのですが、強制ではありません。 |
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Q | ほかにも薬を飲んでいますが、いいのですか? |
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A | 内服に注意が必要なお薬が3つあります。 1つはワーファリン、2つめは制酸剤、3つめはシクロスポリンという薬です。 ワーファリン以外のお薬は三十分時間をずらして飲むようにお勧めしています。 内科への問い合わせをした上でお薬をお出しする場合もあります。 |
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Q | 歯周病・歯槽膿漏の感染経路を教えてください。 |
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A | 歯周病菌はもともとお口の中にはいない菌です。その歯周病菌がなぜお口の中にいるかというと、唾液を介して人からうつされるからなのです。コップの回し飲み、箸の使い回し、キス、くしゃみなどが感染ルートとして上げられます。菌が入ってくるとお口の中で再び定着して、歯周病菌が再発する可能性が出てきます。 |
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Q | 歯周内科治療が効かない場合があるのですか? |
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A | 5%程度で歯周病菌がいなくならない場合があります。 【主な原因】血液中に白血球がもともと少ない場合.ヘビースモーカー.血液の病気の方.虫歯や治療途中の状態が何本もある場合(治療することにより改善されると思われます) |
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Q | 妊娠中でも歯周内科治療はできますか? |
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A | 妊娠中は内服薬を出しませんので、この治療は授乳期間も含め出来ません。 歯磨きは影響がありませんが、気になる方は出産後に使用するようにしています。 |
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Q | お薬だけを購入することは出来ますか? |
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A | この治療は歯科医師が患者様のお口の中を診察し位相差顕微鏡で歯垢(プラーク )の中の細菌を確認してDNA検査で原因菌を特定して始めて処方する薬が決定します。 ですから、確認なしでお薬を入手することは出来ません。 |
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